☆アトリエ アート ルゴッサ 多加久による爬虫類標本画の制作 活動 出来事の記録とレプタイル アート標本ショップギャラリーの運営に関するブログです。


by 多加久

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<   2017年 04月 ( 11 )   > この月の画像一覧

イエローガルフ制作中

多加久です。

前回は北米カミツキガメの制作過程を紹介しました。

今日はガルフコーストハコガメです。

一般的にガルフはアメハコの中で一番地味だと言われる傾向があるみたいですが、
今回描いているのはイエローガルフと呼ばれるタイプで、そのカラーに加えフォルム、重量感などがプラスされ総合的に見るとそれはそれは素晴らしいインパクトがあります。

こちらは柄が微かに浮き上がっている個体をイメージしました。
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ガルフでも柄がクッキリ出るのもいてトウブハコガメに勝るとも劣らないような派手な個体もいますね。






こちらは柄無しでシームに沿ってブラウンのシャドーの様なラインのあるイメージです。
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このシームのラインがブラウンなのかブラックなのかでコントラストが変わり印象が変化します。
どうするか考え中です。



☆カメの標本画ショップギャラリー ☆

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by art-rugosa | 2017-04-28 12:00 | 制作記録 | Comments(0)

北米カミツキガメ 制作記録

多加久です。

現在制作中の標本画をいくつか紹介していきます。

今日は北米カミツキガメ
(Chelydra serpentina serpentina)です。
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まだまだ途中段階ですが、かなり良い感じにいっています。

背甲は勿論のこと、頭、四肢、尻尾とすべての部位に「見せ場」のあるとてもカッコいいカメです。

背甲は3本のキールの位置関係が独特です。
甲板は厚みを出すため通常の5倍ほどの量の絵の具を塗り重ねています。

頭の雰囲気は鱗板が敷き詰められているというよりは地図上に観る山岳地帯のような雰囲気、例えばズワイガニの甲羅の質感に似ているのかな?と感じました。
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前脚はヤバイです。
ウロコはまるで木の皮でも削るカマかナタのようです。

そして尻尾は、リアル怪獣です。
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まじまじと観察しましたが、本当にこんななってるんだなと驚きました。

ちなみにキャンバスのサイズは今まで最大サイズで制作しています。


☆カメの標本画ショップギャラリー ☆
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by art-rugosa | 2017-04-25 15:09 | 制作記録 | Comments(0)

テラピン達の肖像 完成

多加久です。
特注でオーダー頂いているテラピンの標本画が完成しました。

カロリナとオルナータです。
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特定の個体2頭の制作でした。
100%のお手本が存在すると言うことは楽でもありシビアでもありますね。

やっぱり「見る」ことは重要で、制作の最後のあたりでは実物と絵との違和感を頂いた個体の写真と見比べなくても感じるようになりました。


そしてこの違和感を完全に無くす事が出来て絵は完成となります。


最後は学名をアルキド樹脂で貼り付けます。
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とてもいい感じです^_^
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この度この素晴らしい個体の標本画を制作でき、沢山得るものがありました。

依頼人様に感謝いたします。
ありがとうございました。


☆カメの標本画ショップギャラリー ☆
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by art-rugosa | 2017-04-23 14:28 | 制作記録 | Comments(0)

テラピン達の肖像 part2

多加久です。

前記事の続きになります。
特注でオーダー頂いているテラピンの制作が大分進んできました。

前回の記事ではまだ着色前の真っ白な状態でしたがここから色を入れていきます。

色と言うのは目で感じた色彩をあの色とこの色を混ぜて…と頭で考えてもなかなか思ったようにいかないことが多いです。

色にはトリックがありこのトリックを見破るには先入観を取っ払う必要があるんですね。

これはカロリナDBTです。
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頭や四肢の青い「ブルーコンセントリック」と言われるタイプの個体ですが、頭の青さの中には赤もかなり含まれています。

これは前に描いたマングローブDBTの着色時にわかったことです。

わかりやすく言うと料理でいう隠し味に似ています。
そのものが放つ発色を表現するために意図的にヘンテコな事をしてみるわけです。

直感に従い非直線的なチャレンジを繰り返します。
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ここの渦巻きはくっきり見えるけど実は薄くトーンを落としたらリアリティがでるんじゃないか?

ピンクに見えるけど実は青紫のメチャメチャ薄い色なんじゃないか?

とかです。
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オルナータのピンクヘッドなどはピンクを塗るのではなく白地を透明な青で染め、その上から透明な赤を重ね、最後に白を軽くかすらせる、など一発ではなかなかあの色はでません。

フラワーバックの黄色も実は黄色以外に2色ほど混色します。

黄色一色だと味気ない色味になります。
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この状態で8割完成です。
まだまだカロリナもオルナータも各部の色味は変わります。

あとは突き詰めていきます。
ここからは奇跡の連続が重なって完成していく感じです。

要は、全く同じ様には2度と描けないのです。


☆カメの標本画ショップギャラリー ☆
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by art-rugosa | 2017-04-18 14:21 | 制作記録 | Comments(0)

テラピン達の肖像 part1

多加久です。

動物に対して「肖像画」という言葉を使うのは合っているのか?
と考えたことがありました。
確かに多少の違和感は感じますが、僕は全然okだと思います。

肖像画と言うワードを調べると「特定の人物の姿を描いた絵画」とありました。
ペットの事を自分の家族や仲間、大切な存在と感じているならば人も動物も虫も同じですよね。

只今ツイッターで知り合いになった方から特定のテラピン2頭の標本画オーダーを頂き制作しています。

特定個体の場合、まさに肖像画という意識で制作させて貰っています。

写真はカロリナで、背甲板の同心円(コンセントリック)を描写しています。
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もちろんこの柄も個体により同じものは1つもないので頂いた資料を参考に集中して描写していきます。

これは全身の柄を描き込んだ状態です。
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ここから着色していきます。
着色するとわかりますがこの子はブルーコンセントリックになります。



こちらはオルナータのフラワーバック個体です。
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とても綺麗に育てられた子で飼育者さんの想いを感じます。

この想いを感じ取って絵に封じ込めることができたらと思います。



☆カメの標本画ショップギャラリー ☆

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by art-rugosa | 2017-04-16 12:38 | 制作記録 | Comments(0)

1人ビール祭

多加久です。

今日はオフの日。
自作の焼き鳥を食べながらビールを飲もうと思います。

月に一度だけ「一人ビール祭」と勝手に名前つけて昼間から飲んじゃうわけです(笑)
(元々ビール大好きなんですが今は月に一度だけです)

焼き鳥はスーパーで鶏モモ肉を買い→下処理→カット→串打ち→焼き までを自分でやります。
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串のレパートリーは、
モモ、ネギマ、レバー、ハツ、
砂肝、ササミなど色々できます^_^

タレも自分で考えたレシピで作ってます。
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醤油は千葉の下総醤油と言うのを使っています。この下総醤油、卵かけご飯で使うとメチャメチャ美味しいのです。

焼きは電気グリラーです。
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炭火だと隣近所に消防車呼ばれますからね^^;

ビールですが、グラスはベルギービール「デュベル」専用のグラスです。
500mlまるまる注げるビックサイズです。
グラス底面に特殊なギズがありこれにビールをぶつけながら注ぎ泡を立てます。
泡は上部のくびれでキューっと圧縮され密度を増します。

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また明日から頑張ります。



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by art-rugosa | 2017-04-14 12:44 | 生活 | Comments(0)

北米カミツキガメ 制作中

多加久です。

北米カミツキガメ制作中です。

カミツキガメの尻尾はディティールが豊かですね。
頭部と同じ位の意識で観察しています。

尻尾と言えど亜種により柄の入り方や形状が違います。
テラピンなどはカロリナは縦縞柄、オルナータはドット柄と全く違います。

カミツキガメも亜種により尻尾の雰囲気は違うのだろうと思うのでしっかり観察しないと描けませんね。

描いたは描いたがメキシカンの尻尾見てた!なんてダメですからね。
だから、北米を描くにも他の亜種もあるていど知らないと描く事はできません。

あと、各パーツの構造やディティールを明確に認識して解釈しておかないとそこの描写は「ここはどうしても描けない、苦手…」となってしまうんですね。

だから、
爪は何色か?
四肢や頭のウロコはどんな形でどの様に並んでいるか?
甲板と甲板はシームで隔たっているのか?微妙に重なっているのか?

と不明な部分を明らかにしていく作業から入ります。



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by art-rugosa | 2017-04-13 12:58 | 制作記録 | Comments(2)

世界のどこかに

多加久です。

僕の周りではインフルエンザが猛威をふるっています。
6人も発症した環境の中、僕は今のところまだ大丈夫みたいです。

レプトミン食べて免疫力アップします(笑)

先日、中国のあるドロガメブリーダーの方から、アルビノジャイアントマスクタートルとヒラタニオイガメの標本画オーダーをいただきました。

アルビノのジャイマスと言うと、以前ワニガメ生態研究所さんのブログで写真を拝見した事がありました。

そのジャイマス、今回標本画のオーダーをくれた方の友人が所有しているらしいです。

僕はてっきりその個体を描けば良いのだと捉えたのですが、今回はその個体ではなく、頭に虫食い柄が出た不特定のアルビノを描いてほしいとうことです。

現在世界的に確認されている唯一のアルビノの頭部はスポットレスだったと思います。

ならばあとはイマジネーションの世界と言うことになるのでしょうか。

ジャイマスやサルビン、ハラガケの頭部の虫食い柄の黒色はアルビノの場合どんな風に現れるのでしょうか。

オレンジ?ピンク?パープル?何色でも無い?
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世界のどこかに人知れず飼われているアルビノジャイアントマスクタートルがいるなら、それはどんな雰囲気なんだろうとか妄想しています。


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by art-rugosa | 2017-04-12 13:40 | 制作記録 | Comments(0)

標本であり肖像でもある

多加久です。

先日から制作過程を記録していますが、中国からのオーダーのテキサスとマングローブダイヤモンドバックテラピンの標本画が完成しました。

参考までに紹介させてください。


この子はこの4/2のブログに書きましたが、先月末に老衰で死んだマングローブです。
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背甲の第3,4椎甲板にある白い部分は生態調査などで使われる位置確認の送信機を取り付けられていた痕の様です。
このカメが生きたドラマを感じます。



こちらのマングローブも同じケージで飼育されている個体でとても綺麗です。
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マングローブの四肢や頭部は神秘的な雰囲気があります。



これはテキサスダイヤモンドバックテラピンです。
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この柄の描写、全然誇張していません。
そのまま描きましたが非常に綺麗な柄です。


今回は特定の個体を描いたので標本画であり同時に肖像画でもあります。
これらは飼育者さんのそのカメへの愛情やリスペクトの形の1つでもありますから、そのお手伝いが出来て嬉しく思います。

☆カメの標本画ショップギャラリー ☆
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by art-rugosa | 2017-04-09 14:11 | 制作記録 | Comments(0)

Let It Be

多加久です。

暖かくなりましたね。
このくらいの気温になると油絵の具の乾燥も速くなり制作がサクサクいきます。

現在はオーダーを15枚くらい進行中です。

写真は中国からの依頼で制作中のテキサスダイヤモンドバックテラピンの標本画です。
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特定の個体を描いているので標本画と言うより肖像画になりますが、
かなり色抜けして柄が明瞭に浮き上がった美個体です。

まず柄を描き、
全体的にダークな透明色で汚した後、
綿棒で明るい部分を抜いています。

実物の個体の「色抜け」具合を実際に色を抜いて表現します。

カメを描きだしてから筆を加えるだけでなく減らす事も学びました。

甲や皮膚の組織の伸びる方向や速度により形成されたその表情を見ているとどんなプロセスでどう造形するかを導いてくれます。
いつも「Let It Be」だよ、と内なる声が聞こえるのです。


☆カメの標本画ショップギャラリー ☆

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by art-rugosa | 2017-04-06 02:40 | 制作記録 | Comments(0)