☆アトリエ アート ルゴッサ 多加久による爬虫類標本画の制作 活動 出来事の記録とレプタイル アート標本ショップギャラリーの運営に関するブログです。


by 多加久

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テラピン達の肖像 part2

多加久です。

前記事の続きになります。
特注でオーダー頂いているテラピンの制作が大分進んできました。

前回の記事ではまだ着色前の真っ白な状態でしたがここから色を入れていきます。

色と言うのは目で感じた色彩をあの色とこの色を混ぜて…と頭で考えてもなかなか思ったようにいかないことが多いです。

色にはトリックがありこのトリックを見破るには先入観を取っ払う必要があるんですね。

これはカロリナDBTです。
d0357222_14112138.png
頭や四肢の青い「ブルーコンセントリック」と言われるタイプの個体ですが、頭の青さの中には赤もかなり含まれています。

これは前に描いたマングローブDBTの着色時にわかったことです。

わかりやすく言うと料理でいう隠し味に似ています。
そのものが放つ発色を表現するために意図的にヘンテコな事をしてみるわけです。

直感に従い非直線的なチャレンジを繰り返します。
d0357222_14113476.png
ここの渦巻きはくっきり見えるけど実は薄くトーンを落としたらリアリティがでるんじゃないか?

ピンクに見えるけど実は青紫のメチャメチャ薄い色なんじゃないか?

とかです。
d0357222_14115611.png
オルナータのピンクヘッドなどはピンクを塗るのではなく白地を透明な青で染め、その上から透明な赤を重ね、最後に白を軽くかすらせる、など一発ではなかなかあの色はでません。

フラワーバックの黄色も実は黄色以外に2色ほど混色します。

黄色一色だと味気ない色味になります。
d0357222_14123105.jpg
この状態で8割完成です。
まだまだカロリナもオルナータも各部の色味は変わります。

あとは突き詰めていきます。
ここからは奇跡の連続が重なって完成していく感じです。

要は、全く同じ様には2度と描けないのです。


☆カメの標本画ショップギャラリー ☆
img_20160403-131500.jpg

by art-rugosa | 2017-04-18 14:21 | 制作記録 | Comments(0)